1: 動物園φ ★@\(^o^)/ 投稿日:2015/03/26(木) 14:36:58.95
『相棒』『○○妻』『ウロボロス』がまさかの結末に……バッドエンド連発とバッシングの背景とは?
マイナビニュース 3月26日(木)10時30分配信
『相棒』で杉下右京を演じる水谷豊
ドラマ界を代表する脚本家たちがそろい、前評判の高かった2015年の冬ドラマ。『デート』『ゴー
ストライター』『流星ワゴン』などのように「最後まで見てよかった」という好意的な声が挙がる一方
で、いつになく目立っているのは「後味が悪すぎる!」「見なきゃよかった。時間を返せ!」などの猛
バッシングだ。
実際、『相棒』では、杉下右京(水谷豊)の相棒・甲斐享(成宮寛貴)が犯罪者であることが発覚して
逮捕。『○○妻』では、ひかり(柴咲コウ)が暴漢による事故で死亡。『ウロボロス』では、散々苦し
んだ龍崎イクオ(生田斗真)と段野竜哉(小栗旬)の主演コンビが一緒に死んでしまった。
80~90年代のドラマはこのような結末も多かったが、21世紀に入ってから圧倒的に多かったのは
ハッピーエンド。ここにきて、なぜバッドエンドが続いたのか? なぜここまで批判が集まっているの
か? その理由を探っていく。
○罪を犯した人を幸せにしてはいけない
最近のドラマ視聴者は、昨年ヒットした『ドクターX』『HERO』のような「よく言えば安心感があ
り、悪く言えば予定調和型」の作品を好む。中でも大半のテーマは勧善懲悪。2013年夏の『半沢直
樹』フィーバー以来、とにかく「主人公が悪をやっつける」形式のドラマが中心になっている。
その意味で、"過去に罪を犯した主人公"の『○○妻』『ウロボロス』は、結末が難しかった。制作サ
イドの頭に浮かぶのは、「罪を犯した人をハッピーエンドにしていいのか?」という思い。そこでバラ
ンスを取るために、「ある程度の目的を果たさせた上で死なせてしまう」という結末を選んだのではな
いか。しかし視聴者はあまのじゃくであり、「過去に罪を犯した人は幸せになれないということか!」
と言われてしまうのだから困ってしまう。
また、日ごろから不況や事件・事故などで閉塞感が漂っているせいか、視聴者の「ドラマは無料で見ら
れる大衆娯楽。だからストーリーの中に救いを求めたい」という意向が強くなっている。さらに、ネッ
トやモバイルの発達で、自分の好きなだけを好きなときに見られる環境が整い、意にそぐわないものは
強く拒絶されるようになった。だから今回のバッシングは、「たかがドラマ」と分かっていながら、
「それでもバッドエンドは嫌だ」と主張しているのではないか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150326-00000054-mycomj-ent
マイナビニュース 3月26日(木)10時30分配信
『相棒』で杉下右京を演じる水谷豊
ドラマ界を代表する脚本家たちがそろい、前評判の高かった2015年の冬ドラマ。『デート』『ゴー
ストライター』『流星ワゴン』などのように「最後まで見てよかった」という好意的な声が挙がる一方
で、いつになく目立っているのは「後味が悪すぎる!」「見なきゃよかった。時間を返せ!」などの猛
バッシングだ。
実際、『相棒』では、杉下右京(水谷豊)の相棒・甲斐享(成宮寛貴)が犯罪者であることが発覚して
逮捕。『○○妻』では、ひかり(柴咲コウ)が暴漢による事故で死亡。『ウロボロス』では、散々苦し
んだ龍崎イクオ(生田斗真)と段野竜哉(小栗旬)の主演コンビが一緒に死んでしまった。
80~90年代のドラマはこのような結末も多かったが、21世紀に入ってから圧倒的に多かったのは
ハッピーエンド。ここにきて、なぜバッドエンドが続いたのか? なぜここまで批判が集まっているの
か? その理由を探っていく。
○罪を犯した人を幸せにしてはいけない
最近のドラマ視聴者は、昨年ヒットした『ドクターX』『HERO』のような「よく言えば安心感があ
り、悪く言えば予定調和型」の作品を好む。中でも大半のテーマは勧善懲悪。2013年夏の『半沢直
樹』フィーバー以来、とにかく「主人公が悪をやっつける」形式のドラマが中心になっている。
その意味で、"過去に罪を犯した主人公"の『○○妻』『ウロボロス』は、結末が難しかった。制作サ
イドの頭に浮かぶのは、「罪を犯した人をハッピーエンドにしていいのか?」という思い。そこでバラ
ンスを取るために、「ある程度の目的を果たさせた上で死なせてしまう」という結末を選んだのではな
いか。しかし視聴者はあまのじゃくであり、「過去に罪を犯した人は幸せになれないということか!」
と言われてしまうのだから困ってしまう。
また、日ごろから不況や事件・事故などで閉塞感が漂っているせいか、視聴者の「ドラマは無料で見ら
れる大衆娯楽。だからストーリーの中に救いを求めたい」という意向が強くなっている。さらに、ネッ
トやモバイルの発達で、自分の好きなだけを好きなときに見られる環境が整い、意にそぐわないものは
強く拒絶されるようになった。だから今回のバッシングは、「たかがドラマ」と分かっていながら、
「それでもバッドエンドは嫌だ」と主張しているのではないか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150326-00000054-mycomj-ent
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